きゆにっき
日々の出来事や思ったことを徒然と。
Tannhauser タンホイザー
 「恐怖の島 完全日本語版」を注文した時、気になってたボードゲームがあったので一緒に購入したのがコレ!

Tannhauser タンホイザー


 第一次世界大戦を背景にしたゲームなのだが強力な兵器や魔法が実在しており、帝国第13秘儀師団と第42海兵隊特殊部隊が戦うといった内容になっている。ちょっと前にクリアしたXBOX360の「オペレーション・ダークネス」を彷彿とさせる世界背景だ。題材が題材だけに、チーム対チームの、FPSとかTPSっぽいボドゲに仕上がっている。

 戦いの舞台となるボードは屋内戦となり、両面に印刷されている。ボード上にはたくさんのサークルが描かれており、そのサークルを移動することになる。サークルは色分けされており、同色であれば「射線が通っている」ということになり攻撃が可能と、直感的に分かりやすいものになっている。
 キャラクターごとに多くの装備品や特殊能力が用意され、スタート時には「戦闘パック」や「精神パック」など、能力に特化したものを選択することになる。同じキャラクターでも、違ったプレイスタイルになるということだ。ダメージを受けると、能力値が変化するのだが、筆記用具などは必要とせず、とにかく遊び易い作りになっている。
 判定はダイスプール方式で、TRPGの「シャドウラン」っぽくなっている。判定に対応した能力値と等しい数の10面体サイコロを振り、目標値を上回ったサイコロの数を、達成値とするワケだ。ルールはかなり簡単だと思う。
 勝敗の決定は、生き残った方が勝利する「デスマッチモード」や相手の旗を奪う「旗取りモード」、与えられたミッションを達成する(必要スキルを成功させる)「ストーリーモード」などが用意されている。

 何となく難しそうに見えるがそうでもない。輸入代理販売店のアークライトさんでは難易度が星5つになってるけど、せいぜい3つくらいじゃないかな? スキルなどのデータが多様で、その組み合わせで結構変わったり、ボード上のサークルが決まっていたりで、戦術・戦略が必要になりそう! ゲームの展開も早そうだしね。用意するのに、時間がかかると思うw

 なにはともあれ、オレ大好きな「Fantasy Flight Games」のゲームなんだよね。ルーンバウンドもそうだけど。かなりお気に入りなので、これからの展開に期待したい。新たな部隊も既に設定されてるから、早く拡張版を出して欲しいぜ!

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ボックスアートも惹かれた要素の1つ。日本人にも受けそうな感じ。クリックすると拡大するよ!

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全体はこんな感じ。セットアップに時間かかるぞ!

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各キャラクター毎にシートが用意されてるのも良い感じ! スキルが貧相だけど難易度によっては復帰可能な兵士と、スキルは多彩だが死んだらそれまでなヒーローがいる。

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射線が通っているか、サークルの色で判別するというアイデアはスゴイと思った!

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各ユニットのフィギュアは、造形も着色も良くできてると思う! 流石FFGってところ! お気に入りは名も無き「打撃兵」見た目がイカス! なんとなく悪っぽい帝国である「晦冥軍団」が、全体的にカッコ良すぎるのもポイントだw

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一番困ったのがユニットトレイにフィギュアを戻す時。どこに誰がはまってたか、覚えちゃいねーよw まるでパズルゲームw 1個づつ当てはめたり、形状を見比べたりして何とか戻したけれど、次から忘れないようにと、画像を撮っとくことにしたw