きゆにっき
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エルフの血脈 (魔法剣士ゲラルト)
エルフの血脈 <魔法剣士ゲラルト>
アンドレイ・サプコフスキ (著), 吉岡愛理 (イラスト), 川野靖子 (翻訳), 天沼春樹 (翻訳)


 「ゲラルト」と言う単語に「お!」と反応された方は鋭い! 「今更かよ!」とツッコミを入れられた方には申し訳ありませんでしたと言わざるを得ないです。昨年の10月に発売された小説ですから・・・

 活字離れうんぬんと問題となっている昨今、積みゲーを消化しつつ、積み小説も消化しようと山となった小説を見て「・・・あれの続編とか出たりしてないのかな?」と調べていたら。消化どころか逆に増やしてしまって「なにやってんの?」な状態となった。そんな最中に発見したのが、ポーランド産のPCゲーム「The Witcher」の原作となった小説の日本語翻訳版である! ポーランドではテレビドラマ化までされ、ゲームも世界で100万本以上が販売されたThe Witcherであるが、英語版への翻訳を経て、ようやく日本語版の発売となったようだ。

 PCゲーム版は3年以上も前に、国内では日本語マニュアル付き英語版として発売されたのだが、有志の手により日本語化modが作成されたばかりか、The Witcherの開発元より公式のものとして認められるまでに至った経緯は以前に当にっきでも書かせて頂いた通りだ。多くの人は原作よりも、先にゲームの方でThe Witcherの世界を体感していることであろうが、それでも原作となった小説はファンに取っては素晴らしいアイテムであろう。

 小説の内容の方については、副題にもなっている魔法剣士ゲラルトの物語であるのだが、表紙絵の右側の人物がそれである。エルフの少女が中央に来てしまっている辺り、日本での売り方は”こう”なんだなぁ~と若干の不快感を感じずにはいられない。しかも、この表紙のように明るく晴れやかで爽快そうな冒険譚ではなく(皆無である!)、ヒロイック・ファンタジーと言う世界で生きるための現実、焦燥感、絶望などが綴られたダーク・ファンタジーなのである。

 オレが小説を読み終えて感銘を受けたポイントは次の2点だ。

・女魔法使いが毛布の下で隠れておならをする
・旅の最中に赤痢で下痢に苦しむ女魔法使いを、甲斐甲斐しく森の奥へと連れて行き、全ての世話を行うゲラルト
・生理がどうとか、処女がどうとか

 あれ、3点になったw 著者のアンドレイ・サプコフスキ氏は眼鏡と髭の似合う小太りなおっさんなんだけど、そんな詳細いるのって感じで、ちょっとアレだったw ま、1点目に関しては一緒にベッドで過ごす上での話の1つとして出ただけなんだけど。ま、それでもただのヒロイック・ファンタジー小説としては、その現実的な日常設定の描写に感銘を受けたのである。

 PCゲームが好きな人にも、これからプレイしようと思っている人にも(近々、続編が完全日本語版で発売される)オススメしておきたい1冊ではあるが、標準的な文庫サイズ(ただし最近の規定サイズなのか、少し縦長となっている)とページ数であるにも関わらず、価格が940円(税別)とハードカバー並みであることと、全5部作の第1巻なので「いよいよ物語が始る」と言った序章なところで1巻が終わり、次巻の先行きが不明なことによる消化不良が問題だ。

 (´∀`)b
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