きゆにっき
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「クリミナルガールズ」クリアしたよ!
クリミナルガールズ
公式サイト】 PSP / 日本一ソフトウェア / \ 6,090


 久々にPSPのゲームをクリアしたよ! 知る人ぞ知る、と言うかゲーマーなら名前くらいは聞いたことがあるであろう「おしおき」RPGだ。

 そもそも買うつもりなどは一切なかった。発表された当時、そのウリであるシステムにゲームに於いて何ら必然性を感じず、だた「売る」ためだけのものであると感じたからだ。クリアした今も、そう思ってるけどw しかしAmazonでの評価や「名作・良作めとめ」サイトで名があがっていたこともあり、久々に3DポリゴンじゃないRPGを遊んでみたくなってポチっとしたのが昨年12月上旬だった。

 物語は、その未来に罪を犯すであろう7人の少女が命を落とし、罪人ではない半罪人として地獄に落ち、更正させるため「ヨミガエリ」と呼ばれるプログラムが実行され、指導教官となった主人公は少女を連れて地獄の塔を登ることになると言うもの。まだ罪は犯してはいないものの、その過程であるため、その己の犯した「罪」と向き合い、克服するシーンが描かれる。なかなかリアルな事情のもと、若干の鬱系やトラウマ系を織り交ぜつつも、きちんとハッピーエンドで物語が終わるので、プレイ後感は悪くなかった。何度も選択肢が表示されるが、会話上の受け答え程度であり、メインストーリーは完全な一本道なので、そこを「煩わしくない」と感じるか「面白みがない」と感じるかはプレイする本心次第かな。

 ゲームとしてはオーソドックスな昔ながらのRPG。ムービーシーンなどなく、ドットで描かれたキャラを操作し、戦闘では2Dで描かれたキャラクターが絵が変わる程度の”動き”で攻撃し、後述する「おしおき」と呼ばれるミニゲームでスキルを取得する。UIは気になる部分・欲しい機能はあるものの、プレイに支障が出るようなものではなく、少し洒落た感じのデザインも悪くないと思う。
 戦闘が少し独特で、いわゆる「たたかう」「まほう」「にげる」と言ったコマンド的な選択は不可能で、指導教官であるプレイヤーは、少女達の提案である「2人で戦う」「回復魔法を使う」「防御する」を承認する形で行われるのだ。コマンド選択と言えなくもないが、状況に合わせて自由に行えるわけではなく、感覚的には「少女達に振り回される」不自由さを楽しむ、ちょっとマゾっぽい感じになるのだろうか?w それでも敵の属性に合わせて攻撃魔法を使いたがったり、敵が力をためる的な行動をとったら全員防御を提案したり、もちろん体力が少なくなったり状態異常であれば回復・治療を提案するなど、致命的・場違いな提案をすることはない。また、戦闘に参加できるのは4人までだが、7人は戦闘時毎ターンの最初に1人だけ交代が可能であり、7人それぞれがいわゆる「クラス・職業・ジョブ」な性能があり、しかも既存RPGではありがちな「使用キャラは多いけど、コイツは使う機会ないよな」的なキャラクターがおらず、敵の強さも含めて、非常にバランスが良い。こうしたRPGでのプレイ時間のほとんどは戦闘なので、そこが面白いと言うのはゲーム全体の評価に繋がることを良く分かっていると思われる。

 さて問題の「おしおき」であるが、これはその名の通りにお仕置きを行うのである。拷問とか体罰とか、そんな感じのものなのだが「少女にお仕置き」となればインモラルな感じになるは当然で、それを狙ったものであろう。物語的にも、少し問題のある少女達、指導教官にも反抗的なのであるが、物語が進むとだんだんと反感も薄れ、最終的にはラブラブになって個別イベントにまで発展してしまう。このおしおきに於いても、最初は嫌がっていたのに・・・な展開になるのである。おしおきの内容は「スパンキング」「電気」「濡らし」「くすぐり」であるが、これらは物語が進むことで種類が増える。キャラクターが使用する様々なスキルは、これらおしおきを行い、そのスコアをポイントとして溜めて覚えることが出来るのだ。実際のおしおきはミニゲームで、タイミングよくボタンを押したり連打したりと単調なものだ。レベルが高いスキルになるほどタイミングがシビアになるが、おしおき終了後に表示されるキャラクターごとの1枚絵が、最初は隠れている箇所が多かったのに見易くなる、と言った要素がある。このゲームはストーリー上でもキャラクターがよく喋り、おしおきの最中でも「喘いでるん?」って感じのエロボイスが再生される。おしおきの内容、エロと言うよりはエッチな1枚絵の表示、キャラクターボイスの三冠が相俟って、卑猥なゲームと思われること間違いないのだが、ゲームをプレイしない人にとっては間違いなく「エッチなゲーム」である。言うほどエロくはないので、そっち方面に期待しすぎると肩透かしを食らうが、何せCEROはD(17才以上対)でしかなく、PSPのゲームなのだから推して知るべきである。それでも他人の目の前で気軽に遊べる作品では(おしおきに関しては)ないだろう。

 グラフィックに関しては、この部分もオーソドックスなものになっており、特にフィールドでもあるダンジョンマップはSFCレベルとなっている。自動生成されたかのような、部屋型の地形が通路で繋がる様式で全て構成されているのだ。フィールド上では、プレイヤーである指導教官を含めた5人のドットキャラを少し放置すると、それぞれの個性に合わせた動きをし始めるが1種類しかない。戦闘時にはデフォルメされたキャラが常時表示されているが絵だけであり、ドットで動いたりすることがないのが少し寂しく思った。モンスターの種類も多くなく、そう言った部分に関してはシンプルと言うよりも手抜き感を感じた。

 音楽に関してはそれほど特記することはないが、前述した通りキャラクターがよく喋ることもあり、キャラゲーっぽいのが嫌いじゃない人には受けは悪くないだろう。キャラクターソングみたいな感じで、各キャラクターのエンディングでは、それぞれのキャラクター(の声優)の歌も用意されている。戦闘時にはキャラクター同士の掛け合いなども含めてバリエーション豊富で、なかなか面白いと思った。

 グラフィックやおしおきで微妙に感じるかもしれないが、ストーリーや戦闘が秀逸で、色眼鏡を外してエロの壁を乗り越えれば、じっくりと楽しめる作品である。なんだかんだ言いながら、分岐セーブデータを残して、7人全員のエンディングも見たし、真エンディングも、隠しエンディングも見ましたwww いつものように「プロアクションリプレイ」使用だったので、おしおきが放置するだけで終わってたが非常に楽で良かった。様様だよ~!
 しかし悪くないゲームだなーと思っていたら、「世界樹の迷宮」「セブンスドラゴン」「ラストランカー」のディレクターを務めた新納一哉氏が原案を手がけたそうで、ちょっと納得。それであの薔薇なデザインなのかな?w ちなみに氏は現在「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」のアシスタントディレクターを勤めておりますw

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